言語習慣と思考習慣

◆「口ぐせ」で自分をコントロールできる

言語習慣を変えれば、思考習慣も変化します。つまり「口ぐせ」を変えることで性格も変えることができるので

す。本当はそう思っていなくても「今日はとても楽しい」と口にすれば、脳はこの言葉の意味を読み取り、自律

神経系がこれを現実化しようとします。想像上のことであっても、身体は現実のことと同じように反応します。

◆「口ぐせ」で前向き思考になれる

悲観的な思考習慣を持つ人は、気づかぬうちに「どうせ無理だ」「仕方がない」「つまらない」など、悲観的な

言葉をよく使っています。一方、楽天的な思考習慣を持つ人は、「大丈夫だ」「何とかなる」「やってみよう」

など、楽観的な言語習慣を持つものです。そして、実際にその通りになります。例えば、こんなふうに言い換え

てみよう。

1.「ああ疲れた」→「ああよくがんばった」

2.「私にはできない」→「ダメでもともと、とにかくやってみよう」

3.「○○ができない」→「今は○○ができない」

4.「何をやってもうまくいかない」→「今度こそきっとうまくいく」

5.「頑張ったけれど無駄だった」→「この努力はいつか報われる時がくる」



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