食べてもいないのに、あの食べ物は嫌いだとか、よく知りもしない人でも、あいつはどうも気に喰わん、とか
好悪の判断を下すのは、私達の中に潜む「我」が原因。
人を表面だけで好き嫌いすると言う事は、それだけ自分の世界を狭くしてしまう事になります。
井の中の蛙は、狭い井戸の中がすべてだと思っています。
自分の居る世界が狭い、と言う事にも本人は気づかないのです。
外の世界には素晴らしいものも沢山あると言うのに・・・
「あの人と自分は生き方も考え方も全く違うから・・・」と言って敬遠する前に、人は皆同じ太陽の下で、同
じ風に吹かれて悩んだり苦しんだりしながら生きている存在であることが理解できれば、そんなちっぽけな確
執なんて吹っ飛んでしまうような気がします。
それぞれに違いがあるから、世間は面白いんです。
そして、どんなに違っていても本質的には違いが無いから、相手の痛みや苦しみを自分のものと感じる事もで
きるのですね。
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