2011.03.11の東日本大地震と津波で大被害を蒙った三陸海岸及びその地域の人々の復興、復帰の懸ける意気込
みは、1000年に一度といわれるこの自然の大地震と津波に立ち向かっている。
その立ち向かっている時である。国の三陸復興国立公園の発表である。今まで静かに穏やかであった、小さな
町が1000年に一度といわれる被害を受けなければ、このように日本全国に知れることはなかったであろう。
三陸復興国立公園はまさに「災い転じて福をなす」である。
昔から八戸では鮫はウミネコ繁殖の蕪島、そこから続く鮫角から白浜海岸(大須賀海岸、鳴き砂がある海岸
で日本の渚百選に選ばれている)の砂浜、種差海岸を経て種差の芝生に至る光景は風光明媚な景色で知る人ぞ
知るである。
鮫角から白浜海岸(大須賀海岸)の砂浜まで松林の歩道を散歩しながら見る景色はやさしさの青と、海の波の
鼓動が男の魂を呼び起こし強いエネルギーを与えられ、いつも貰って帰る。私の心理、スポット的なコースで
もある。
春から秋にかけて咲く山野草の花々、海の青さ、海岸の奇岩怪石、白い砂浜、白い灯台、まさに日本でも他に
類を見ない風景である 。そこが魅力であり、今回の国立公園に選別された理由の一つであると思っておりま
す。もちろん復興と言う意味も含めてですけれども。
青森県での国立公園は十和田八幡平国立公園と三陸復興国立公園で、海と山に二つの国立公園を持つことにな
る。おめでとう。青森県、八戸市の皆さん、ともあれ、目出度い事である、三陸復興国立公園、万歳の三唱
である。
写真スライド動画
|