三陸国立公園最北端岬「鮫ケ崎岬」全国的に殆んど知られていません。地元でもほんの一部が知っている程度

の岬の名前です。先日、地元の学者が盛岡で江戸時代初期の南部藩の絵図に載っているのを見けました。新発

見です。明治時代、国は富国強兵の制度により軍が国の国権を握っている時代、陸軍の地図には既に「鮫角」

の地名が載っています。鮫ケ崎の先端の岬「鮫角」には昔から信仰の岩として、岬にそびえる不思議な大きな

巨岩の「陰陽石」があります。「陰陽石」には男岩、女岩と云われて子宝、安産の石と言われています。

また、この巨岩は海上からの目印として見石、または三石とも言われております。湊のドックで新造船が出来

たとき船の航海練習の目印としてのマイルポストが現在も太平洋を見つめて立っています。

八戸市是川の国宝合掌土偶と共に「陰陽石」は子宝、子孫繁栄、安産祈願でだったのでしようか。

北は八戸鮫ケ崎から南は宮城県牝鹿半島先端まで三陸復興国立公園に指定される予定です。






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