北八甲田地獄沼

新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」で有名になった青森歩兵五聯隊の雪中行軍が倒れた田代からほど近い

酸ヶ湯温泉の国道沿いに地獄沼があります。かって、この沼は火口跡に温泉が湧きだしたもので硫黄を多く含

んだガスによって気泡がブクブク湧き沼をねずみ色にしています。この光景は、周囲の山々と金屏風の景色と

相反した情景を創り、まさに地獄の様相をあらわしているように思える。地獄沼にはこの硫黄の臭いで鳥や獣

も近寄らないと言はれ荒涼とした景色が醸し出されています。


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                   北八甲田地獄沼(大岳 小岳 高田大岳)
                   北八甲田地獄沼(小岳 高田大岳)
                   北八甲田地獄沼(大岳 小岳)
                   北八甲田地獄沼
                   北八甲田地獄沼(沼の畔の石仏)

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