積もれば山となる…無意味な反論は敵を作る


仕事は結構デキるのになぜかまわりからは好かれない、性格は悪くないはずなんだけどいつの間にか敵をつく

っている。そんな人、周囲にいませんか?

仕事を進める上で、同じチームや取引先、上司や先輩たちと信頼関係を築くことは絶対条件。しかし、些細な

言葉やさりげない行動から、そうした信頼が脆くも崩れ去ってしまうことがよくあります。しかも、本人はど

うしてみんなが怒っているのか、まったく分かっていないご様子。自覚がなければ、反省することもできませ

ん。

■小さな塵も、積もれば山となる

所長と先輩のAさんは犬猿の仲。特に所長はAさんのことを嫌っている様子。そこで、思い切って、どうして

所長はAさんのことを嫌うのか、理由を聞いてみました。すると、なんとその原因はAさんが話の中で何気な

く言った一言にあったのです。

「いや、うちの息子がね、早稲田を受けて落ちたんだよ。その話をしたら、Aはこう言ったんだ。『僕が入っ

たころの早稲田は簡単だったんですけどね?』って」・ちょっとした嫌みな一言・笑いを取ろうとして相手をバ

カにする・冗談で相手の奥さんや子供の悪口を言う無意味な反論は、つまらないところで敵を作りがち。

もし、心当たりがある場合は、自分の言動を見直してみてはいかがでしょうか。

                     木八郎

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