お盆前は毎日海で泳ぎ背中を夏の太陽で真っ黒に焼けさせていた。気が付けば夏休みの終わりが近かづき、慌

てて夏休みの宿題を思い出した記憶がある。その場合は決まって夏の思い出として描く自由日記は青い海と白

い灯台であった。青い空、青い海の中に白い煙突のように建っている。その白い灯台は聖母マリアが漁師町を

包む込んで守っている感じがした。昔は海の航海と安全を守って建つ白い灯台だったが今はその役目も終わり

町のシンボルとして残っている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（震災後の野田村にて撮影）


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