津軽こけしブームに素朴なかわいらしさ


若い女性に「こけし」ブーム 専門誌も創刊”

東北の土産物として戦後大流行したこけし。高度成長とともに人気は下火になったが、

ここにきて若い女性たちの間でブーム再燃の兆しがある。

東北のこけしには11系統あり、大正生まれといわれる津軽こけしは比較的新しい。

1970年代までは何十本もまとめ買いする人がいて職人も忙しかったが、ブームが過ぎ廃業する職人が相次ぎ、

青森県で現役職人はわずか十数人という。

その衰退ムードに数年前から変化が。4千本のこけしを展示する「津軽こけし館」(同県黒石市)は来場者が毎

年3割程度のペースで増加。展示会を開けば関東や関西から女性が詰め掛ける。

昨年には業界初の専門誌「こけし時代」が創刊。当初千部でスタートしたが、好評のため3千部に増やしたとい

う。装飾過多のファッションに疲れた女性たちが素朴なかわいらしさに回帰し始めたことがあるようだ。

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