種差海岸を訪れた文人、画家達の感覚

種差海岸を訪れた多くの文人、画家達は種差海岸を次のように絶賛し言葉をのこしている。

東山魁夷
ひとすじの道が、私の心に在った。夏の早朝の、野の道である。青森県種差海岸の、牧場でのスケッチを見ているとき、その道が浮かんできたのである。

佐藤春夫
種差海岸は自分には海岸美と山嶽美とを打って一丸としたとも云うべき、ちょっと想像を絶した風景であった。・・・日本全国と海岸線はずいぶん長いが、こんな海岸美はまたと二つはあるまい。

橋本八百二
種差の特徴は広大な芝生と岩にあるが、これだけの風景は日本にはちょっとない、全体が絵になるとともにどこの一部分をとっても立派な画材になる。

宮沢賢治
「・・・この駅はきりぎしにして、波瑠の窓海景を盛り幾条の避けき青や岬にはあがる白波・・・」

司馬遼太郎
「むしろどこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした」

大町桂月
草ばかりの広く長き丘が海に突き出したるも、既に其比稀也。東は直ちに太平洋に接す。南に種市山、名久井岳、西に十和田一帯の山、北に恐山一群の山、みな遥かに我に朝するが如し。所謂一望二十万石の奥東の野。一眸の中に収まる。

深沢省三
画家からすれば十和田などよりも種差の方がはるかにすぐれた風景で、あまりに画材が豊富なため第一日は目移りして筆がとれないほどだった。

三浦哲郎
「種差は、岩浜のすぐそばまで芝生のスロープが迫っている珍しい海岸である。スロープには放牧の馬がのんびりと草を食んでいる。芝生が芽吹くころ、海の青と岩浜の茶褐色とスロープの深緑の微妙に入りまじる風景は美しい。


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                  種差海岸を訪れた文人、画家達の感覚◆親が怒っている顔◆
種差海岸を訪れた文人、画家達の感覚
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