なぜ起きる金環日食

金環日食以外にも、6月6日には太陽の表面を金星が通過する「金星の太陽面通過」、


今年は、天文現象の当たり年だ。金環日食以外にも、6月6日には太陽の表面を金星が通過する「金星の太陽

面通過」、8月14日には金星が月に隠される「金星食」が見られる。この二つはほぼ日本全国で観察可能

です。

日食は、太陽と月、地球が一直線に並んだ時に、月の影が地球の表面にできて起こる。月が太陽を隠しきれな

いと金環日食になり、太陽を隠すと皆既日食になる。どちらになるかは、地球から見た月の大きさによって決

まる。月の軌道は楕円で、近い時は地球から約36万キロメートル、遠い時のは約40万キロメートル離れる。近い時は見

かけ上、月が大きくなるため、太陽をすべて隠しきれずに金環日食となります。

日食は非常に珍しい現象で、地球上で毎年2回ほど起こっているが、月の影が落ちる地域はごく狭いため、同

じ場所で観察できるのは340〜360年に1度しかありません。

太陽を直視するのは極めて危険です。太陽光が目の奥にある網膜の細胞を傷つけ「日食網膜症」と呼ばれる病気

になる危険性もあるので注意して見よう。

この掲載物についてのお問合わせはこちらからご連絡ください。