平清盛・祇園精舎の鐘の声・平家物語いろは歌


平家物語

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
 
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
 
たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

平家物語「いろは歌」

色は匂へど 散りぬるを

色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。(諸行無常)

我が世誰そ 常ならむ

この世のものはすべて生じては滅するものである。(是生滅法)

有為の奥山今日越えて

この無常の有為転変の迷いの奥山を今日越えて(生滅滅已)

浅き夢見じ 酔ひもせず

寂滅の悟りの世界に至れば、はかない夢を見ることも、現象の世界に酔いしれることもない安らかな境地であ

る。(寂滅為楽)

                          みなと宅建つぶやき日記

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