南八甲田連峰・・赤倉岳から山麓蔦沼へ

南八甲田連峰・赤倉岳の山麓蔦沼へ、蔦沼は蔦温泉の周り一帯ブナ、トチノキ、サワグルミなどに囲まれた

自然林、その中に蔦沼・赤沼があります。詩人大町桂月が雑誌「太陽」に十和田湖、奥入瀬を発表し全国

に知らしめました。「住めば日の本、遊ばば十和田、歩けや奥入瀬、三里半」は大町桂月の有名な詩です。

十和田湖、奥入瀬をこよなく愛した大町桂月はこの地の蔦温泉に戸籍まで移し生涯を終えたそうです。

朝から空青く太陽が照り風もない日の夏午前十時、沼めぐりスタ−ト、入り口からすぐに林の中、緑の

澄み切った空気を胸一杯吸って深呼吸を二、三回、体もリフレッシュさぁ頑張って元気に行こう。さすが

(蔦沼自然観察教育林歩道)歩道も綺麗に整備され、お年寄りも歩けるように配慮されている歩道だ、歩道の

両脇の丸太には青い苔が生えている、不思議に心が和んでくる。蔦沼川の源流が歩道と並んで流れている。

林を過ぎると視界が一気に明るくなり、目の前に広がる光景は四方を山に囲まれ風もなく胸の鼓動が聞こえる

ような静けさでした。青緑色の水がいっそう神秘的な雰囲気をかもし出し、山と沼に心も体も一緒に溶け込ん

だ感じにさせてくれる、仏教で言う無の心境になったような不思議な感覚を覚えさせる蔦沼でした。

自然の厳しさの中、大風、風雨、雷に耐え切れず大木が引き裂かれたように倒れている。倒れた古い大木には

青い苔が生え周りは何も無かったように音ひとつしない静寂な世界で、熊除けの鈴だけが鳴り響き、動くもの

は太陽が照らす木の葉がチラチラ動き光と影が青い苔と重なって幻想的な世界をかもし出ている。

何もかも忘れ沼に見とれ、自然の生ている空気を吸って、蔦沼からは無の心境を、詩人大町桂月も知った、

そして何よりも癒しを貰った、ありがとう蔦沼。   (トップページへ戻ると「赤倉岳から蔦沼へ」も見れます。)

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十和田湖、奥入瀬をこよなく愛した詩人大町桂月は蔦温泉を定宿にしていた。
南八甲田連峰・の赤倉岳山麓蔦沼川これより蔦沼まで
沼めぐり入り口からすぐに森の中へ
山道の丸太には青い苔が生えているエキゾチィク
蔦沼川の源流が山道と並んで流れている
目の前に広がる湖、四方を山に包まれ風もなく静寂さの中の蔦沼、正面に見えるは赤倉岳。
赤倉岳の火山爆発によって泥流が谷をせき止めて蔦沼、赤沼ができた。
蔦沼の山道はこれで終わり、山道の真ん中に一本の木がさすが自然を大切に
蔦沼の正面から赤倉岳
蔦沼を山道から見下ろす、中央に赤倉岳が
蔦で二番目に大きい鏡沼、山道から脇道へちょと入るので解りにくい
木の下には小さな小川が流れている
木の下の小川
鏡沼を角度を変えて
山道から脇道へちょと入るので解りにくい沼だ
鏡沼があまりにも綺麗なのですこし座って眺めてみる
鏡沼、眺めてみる間にもう一枚
山の中にゾウ亀がいた
長沼を下に見ながら、この時点で長沼はたいした沼ではないと思っていた。
木の木漏れ日が凄い心地よい
長沼中央左の赤倉岳が、びっくり素晴らしい風景だ
蔦巡り最後沼ひょうたん沼
十和田湖奥入瀬川と蔦川がここで合流する、(であいはし)
(であいはし)十和田湖奥入瀬川と蔦川が合流して奥入瀬川として十和田市まで流れる
蔦川の飲めるような綺麗な川に蔦沼川も流れ込んいる
21世紀の彩り・芸術文化 トップページへ戻ると「北八甲田・地獄沼・睡蓮沼の紅葉」・「か赤倉岳ら蔦沼へ」・「秋の八甲田・赤倉岳と蔦沼川」・「十和田 奥入瀬渓流」もあります。

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