内閣不信任決議否決で震災から三ヶ月被災者達の思い

国民に笑顔と未来を、夢と希望を与えることが政治の使命


野党が提出した管内閣不信任決議案が衆議院本会議で否決された。管首相は昼の臨時代議士会で「私がやるべき

役割を果たせた段階で若い世代に引き継いでいただきたい」と退陣の意向を示し、民主党臨時代議士会を乗り切

り衆議院本会議で管内閣不信任決議案を否決した。内閣不信任決議案の提出により、この混乱と政治を停滞さ

せた責任を政治家はどのように考えているのだろうか。国は国民の生命、財産、を守るべき憲法に乗っている

が、政治家が党の為か自分の為か解らない権力抗争に走るのには国民として理解出来ない。東日本大地震と福

島第一原発を国難として挙党一致で復旧、復興を与野党と共に取り組もうと言っていたのに、政府も与党も野

党も被災地と被災者を忘れ、政治を停滞させる政争に走っている。福島、宮城、岩手、各県の被災者の人達は

震災から三ヵ月近く一向に復旧、復興が進んでいない状態に憤慨している。政府はけっこうな数の委員会を作

り色々議論をしているようだが一向に進むことは無く被災地の復旧は忘れたように何も考えていないようだ。

被災者は一向に進んで居ない管内閣に強い不信感や憤り持ち、管内閣には早く辞めて貰いたい気持ちと、政治

の空白を望まない気持ちが入り組んでいる。被災地では今電気ガス水道も復旧していない、その破壊した町で

多くの声は駄目なリ―ダ―でも、この現場の状態を見れば何とかしようと策を考えるのが普通だが、それもな

い、自分達は忘れ去られているのではないか、阪神大地震の時は政府の動きは早かったが、何でこう遅いだろ

うか、東北の田舎の漁師町と思はれて差別しているのではと思うくらい政府なにも動いていない、被災地で

は現地の人とボランテアで頑張っているのが現状である。自分達の目の前の生活に追われ政治がどうの、こう

の言っていられないのが本音ではないだろうか。

管内閣不信任決議案が否決されたが管首相は代議士会で「私がやるべき役割を果たせた段階で若い世代に引き継

いで戴きたい」と言った、ことについてその日夜の記者会見で「来年一月を示唆する」と発表、鳩山、小沢

両氏との見解の相違が表面化し与党民主党での争いが始まろうとしている。管首相の発言は一国の総理に在ず

一貫性に乏しく場渡り的にその時その時々に発表していたがこの日は違っていた。民主党臨時代議士会での話

しでは総理を辞職するとか退陣するとは言ってない、なかなかしたたかでないか、ただ政権欲と言うか権力欲

にとりつかれたようにしかみえない。日本の総理大臣が与党民主党臨時代議士会で辞任を発表したのであるか

ら、日本国内ばかりではなく世界にむけての発表でもある、その重大な総理の発言は、世界から日本国民から

信頼、信用、信任されることには成らないのである、外交も内政もはや行き詰まりになるのは必然的に目に見

え内閣は死んでいるに等しい、死に体内閣だと思うのである。管総理よくお考えいただきたい。日本は史上ま

れに見る国難に直面している時であります。管総理どうぞ日本の国をこの危機からお救いただきたい。どうぞ

国民の声に耳を傾け応えていただきたい。民主党の実力者といわれる鳩山、小沢両氏はじめ政治家の皆さん、

一度信頼を無くした政治が国民と逆に信頼が出来る絶好のチャンスでもあります。政治がしっかり国民の目線

に立ち政策の方針を示すとことが出来れば、国民の信頼を取り戻すことが出来るのではないだろうか。何度も

言いますが、日本の国は未曾有な危機を向かえています。政争、政権欲、権力欲の権力闘争は一時休戦し、被

災地で一生懸命がんばっている被災者のことも頭に入れ、希望をもてる政策を、そして外交、経済、雇用全て

の問題を少しでも前進させ、国民に笑顔と未来を、夢と希望を与えることが政治の使命だと思っております。

2011.06.04

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